充実した教育体制

新入社員研修

ファンケルについて理解を深め、自信をもって本配属が迎えられるよう、ファンケルの新入社員研修は6ヶ月間実施しています。
最初の2ヶ月は、ファンケルの理念やビジネスマナーなど、ファンケルで働く「社会人としての基礎固め」を行い、その後の3ヶ月は、ファンケル店舗にてお客様視点を学ぶ店舗実習を行います。2022年度においては、ファンケルのDXやグローバルについて理解を深めるプログラムも実施しました。

創業理念研修
ファンケルの「創業の日」は4月7日です。その月である4月を「創業月間」とし、ファンケルグループ従業員一人ひとりが自分自身の行動を振り返ります。2019年度は創業理念を日常業務に関連づけ、各グループが抱える”不”の解消に向けたテーマを宣言し、実行に向けて取り組みました。その他、理念についてグループで対話する機会も設けています。
次世代経営層教育
次世代の経営層を育成することを目的として、役員・部長を対象に、経営幹部に求められる知識の更新・経営全体に関する意識を高めるための「トップマネジメント教育」を実施しています。また、部長・課長それぞれの階層で選抜研修を実施しています。2022年度においては、部長の選抜者を対象に、一橋大学の教授から経営リテラシーを学ぶ、「ファンケル経営スクール」を開始しました。
店舗スタッフ(美容部員)研修
店舗スタッフは主に2種類の研修があります。
1つ目は入社から各階層に合わせて行う「階層別研修」です。一人ひとりのお客様に合わせたご案内・ご提案をする接客技術の向上を目指します。
2つ目は美容・健康の専門家を目指す「専門家研修」です。お客様のご要望にあわせてメイクのご提案をする「メイクアップスペシャリスト」や、生活習慣を踏まえ、より健やかな生活のためにご提案をする「健康カウンセラー」等、お客様に寄り添う美容部員を目指します。
コールセンタースタッフ研修
お客様に「電話をかけてよかった。不安が解決できて安心して買い物ができる。」と思っていただけるように寄り添う応対を目指した研修です。基本の声の出し方から、言葉の伝え方、表現力、コミュニケーション力、要約力など様々な研修を実施しています。
また、メールのお問い合わせに対応するだけではなく、お手紙で声を寄せてくださるお客様の思いにお応えするための手紙研修も実施しています。
自律的な学びの支援

従業員のさらなる活躍のために、自律的な学びの支援をしています。

◆業務遂行に関わる資格を対象として、資格の取得に対し会社が費用を助成する「資格取得助成制度」を導入しています。例:管理栄養士、簿記2級以上、日本語検定、ITパスポート、第一種衛生管理者 等

◆挙手制で自ら学ぶ機会の提供をしています。例:ファンケル仕事塾(ファシリテーション等のビジネススキル向上のための研修)、グロービス(eラーニング)等

IT・デジタル教育
ファンケルのDX化(CX(顧客体験価値)の最大化)に向け、デジタル専門人材の育成や従業員一人ひとりのITリテラシーを高めるための研修・資格取得支援などを行っています。
デジタル専門人材の育成では、デジタルマーケティングやデータサイエンスに関する教育プログラム「デジタル人材育成プログラム」を実施しています。ITリテラシーを高めるプログラムでは、情報セキュリティを含めたデジタル関連知識習得のための研修のほか、国家資格「ITパスポート試験」の資格取得支援をしています。
英語能力向上支援
グローバル人材育成の土台として、語学力やグローバル視点を強化する教育を実施しています。TOEICスコアの向上を目指す希望者に、TOEICの受験機会やスタディサプリ等の学習支援を提供する「ALL-FANCL TOEIC Challenge」の他、グローバルビジネスシーンでの実践力(Speaking)を強化するセミナー「English Brush Up Program」を実施しています。